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禅語でコーチング。クマさんのワンフレーズ:あなたは今いる場所からいつ、動き出すの?

 

あなたは、「コンフォート・ゾーン」にいつまでも
安穏としていていいのですか? 

あなたの人生はほんの束の間しかないのですよ。

*コンフォート・ゾーンとはいつでも
自分が逃げ込むことのできる安全地帯
のことです。

例え、そこが地獄であったとしても
天国の光の強さに比べれば、あなたに
とって安心できる場所を指します。

 

*連休はいかがでしたか?
ゴールデンウィークならん、凍る店weakとなった
今年ですが、私は3、4、5日の3日間、
無料でZoom講座を行いました。

おいでいただいた方々といろんな話をして、
私も勉強させていただくことが多い講座となりました。
ありがとうございます。

この先も、お試し講座を行って参りますので、
今、変化しようとしている方はおいでください。

クマこと高柳昌人 拝

目次

選仏場(せんぶつじょう)

唐(700年代)の馬祖道一禅師の弟子に、丹霞天然禅師と言う方がいました。

さて、この方が若い頃、科挙の試験を受けるべく
都に上る途中で出会った僧に、自分は科挙を受けて
立派な高官になると話をしましたら、その僧は一言。

「官吏になるより、仏の道を選ぶ方がよっぽど尊い」
これを聴いた禅師は、その足で師と仰ぐべく
江西省に在る馬祖道一の下に参じます。

人は自分の置かれた位置からなかなか
動こうとしないものです。
良くても悪くても住み慣れた環境、馴染んだ人間関係、
これらを捨て、新しい場所へ動くことに
恐ろしさや不安を感じるからでしょう。

しかしながら、反対に一瞬にして
変化する人がいることも事実です。
この若き丹霞さんも然り。

変化する人、しない人、この違いは何でしょうか? 
私はこう思います。
若き丹霞さんは官吏になることを夢見ながら、
実は僧になること、仏に会うことをも
深く思慮していたのではないでしょうか。

常日頃、真剣に現状を把握し、自分の未来を思索する。
常に考え得る範疇を自分に問い続けてこそ、
いざと言うその瞬間に決心ができるのです。

「選仏場」とは僧が修行する場所であり、
自分の結願をお願いする仏様を
見つけ出す場所です。

そんな風に修行をしていない凡夫の我々でも、
この人はと想える人と会うことはあり得るでしょう。

その時、この人こそわたしの待ち人だと見分けるために、
更には、その人から「あなたが探していた後継者だ」と
言われるように、

日頃、自分自身を一所懸命に磨くことが
大切ではないでしょうか。

これが「選仏場」の本当の意味だと思います。
あなたは自分が変化すべき時のために
今、何をしていますか?

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