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自分を優柔不断と思っている方へ

ご自分の弱点ばかりに目が向いてしまう人がおられます。
この方、多くの素敵な面をお持ちなのですが、
弱点のことばかりを仰います。

そのために、物事がなかなか進まず、
途中でポシャってしまうことも。

この方にこんな話をしました。
「Tさんは、よく、ご自分は優柔不断でなかなか
行動に移せないと仰いますが、ご自分で弱点と
思っていらっしゃることの本質って
なんだと思われますか?」

このような質問から始まり、いろいろなお話を
していただきました。

その会話の中で、弱点と思っておられることを
しっかりと見詰めていただきました。

Tさんは、ご自分のことを優柔不断と言っては
いるのですが、なぜ優柔不断になるのか、
また、その形はどのようなものとして
特徴づけられるのかとのクマの質問に
唖然として、こう仰いました。

「僕って、優柔不断ってどんなことかも知らないで
優柔不断って言っていたのかも?」

この後、彼に実際に優柔不断と思ったご自分の行動と
その周辺の事実を書き出してもらいました。

結果、彼の中に、決断はすぐにしなければならないと
いう強迫観念があり、

でも決断するには何か条件が足りないと
いつも思っていることに気づきました。
そこで、Tさんに、「一旦、横に置く」と言う
クマ特有のお話をしました。

このスキルはとても便利なもので、しばらく
横に置いて眺めていると、必要なことなのか、
それとも捨て去ってよいことなのかが
浮かび上がってくるのです。

それともう一つ、「決断は今ここで決めなくてもいい。
1週間後に決めると今、宣言する」
と言うコツもお話しました。

さあ、自分の弱さを観つめ、その自分を受け入れた
その日から、新たな変化の始まりです。

「でも、どうすれば弱点を強みに変化できるの?」
「簡単ですよ!」

weak(弱点、弱み)を断ち切って立ち上がればいいのですよ。
立ち上がるとき、皆さん、wake up ! (起きろ)って言いません?

それでは、weak と wake の違いは何?

e と a の位置をずらせばいいのですヨ。
このとき手伝ってくれるのが、 a と e の間のアルファベット。

Decide  →  Weakをしっかり観ようと決める。
Consider →  Weakだと思っている訳をじっくり考える。
Begin → 怖がらないで一歩足を出してみよう。

ほ~ら、 a  と e が動き始めたでしょ!!
人なんて弱点いっぱい持っている。

でもね、
自分で「100%頭の中で理解できないと、動けない。」と言うあなた!

それは、あなたが分析力に優れている証拠。
人はバランスの中で生きていくのです。
弱点だと思っていることの反対側にあなたの優れた点があるんですよ。

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