禅語でコーチング、クマさんのワンフレーズ:おはようございます。この言葉を和やかに相手に伝える
コーチングをしていて、この「無財の七施」がコーチングの本質なのだといつも思います。
難しい理論や理屈ではなく、自分を認める。相手を慮る。
これだけで良いのです。(動画は6分14秒と少し長いですが、どうぞご視聴ください。)
目次
禅語:無財の七施
雑宝蔵経』の中で「七種施の因縁」、簡単に「無財の七施」と言います。
次の七種が温もりの布施です。
1.眼施(げんせ)
2.和顔施(わがんせ)
3.愛語施(あいごせ)
4.捨身施(しゃしんせ)
5.心施(しんせ)
6.床座施(しょうざせ)
7.房舎施(ぼうしゃせ)
さて、簡単に7つを並べましたが、これがなかなか出来ないのです。一つずつ説明していきましょう。ちょっと長いですがどうぞおつき合い下さい。
1.眼施
「目は口ほどにものを言う」
目にはこころが現れます。相手のことを嫌っているのに、目だけは優しく相手を見つめている人にお目にかかったことはありません。
こころは目の表情によって伝わるものです。だから、自分で勝手な思いのフィルターを掛けないように、いつも素直な気持ちで相手を観ることが大切です。
あなたが優しい眼差しで観ることで、相手も優しい気持ちになれます。相手の気持ちを和らげることは立派な施しです。
2.和顔施
あなたが誰かと話をしている時、険しい表情を浮かべていたら相手はあなたと話をしたいでしょうか? 私ならば「ちょいと、用事を思い出しまして」なぞと言って、すたこらさっさと逃げ出します。
例えば、誰かと会う前に腹を立てることがあれば、急に穏やかな表情に戻すのは難しい。どんな時にでも、にこやかに相手と接するためには、常の自己コントロールが大切になってきます。いつもこころに笑みを持って、顔晴れ(がんばれ)!!
3.愛語施
言辞施とも言います。他者と出会った時の挨拶がまさにこれに当ります。柔らかな口調で「おはようございます」と言えば、聞いた人も優しく「おはようございます」と返してくれるものです。
我々はコミュニケーションを必要とする動物です。言葉一つで相手の人生を左右することもあるのです。つい、うっかりと掛けた言葉が相手を深く傷つける。恐ろしいことだと思います。
悪い言葉を発しないように、良い言葉を発するように他者に優しい言葉をかけることが自分自身のこころを作ることに繋がるのではないでしょうか。まずは、挨拶を優しく掛けることから始めましょう。
続きは次回です。
連休中の無料Zoom「クマさんの「接包」コーチング」ワクワク・活き活き講座(開催お知らせ)
前回、5月の体験講座の日程はお知らせしましたが、
緊急事態宣言が発令されましたので、
皆様には5月3日、4日、5日の3日間は
無料で皆様とお話ししようと思います。
無料と言っても、皆様の時間を無駄にしない
ようお話ししますので、一緒に楽しんで
いただければと思います。
ただし、一回の参加者は20名とさせていただき、
3日間のうち1回のみの参加とさせていただきます。
一人でも多くの方々と繋がれればと思います。
各回とも5月2日(日)に締め切りとさせて
いただきますが、締切日前に各日20名に
なりましたら、その時点で締め切らせていただきます。
お申し込みはメールで下記にお名前と希望日を
お書きいただき送付ください。
いただいたメールに私から
Zoomの当日のIDを返信いたします。
テーマは決めませんが、皆様からお悩み、
テーマなどございましたらメールに
お書きくだされば、当日のテーマ
として採り上げます。
連休明けから動けるように心しましょう。
開催時間 各回とも午前11時スタート、
終了13時(2時間を予定しています)
クマこと高柳昌人 拝
kouryushcoach@gmail.com