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禅語でコーチング 当機を投棄するのは勿体ない!?(動画:2分40秒)

目次

「当機(とうき)」 (『碧巌録』から)

新たに何かをしようと考える方が多くいます。そんな方からこんなお悩み相談を受けました。
「クマさん、僕は今年はやろうと思うんですよ」
「ハイ」
「去年から考えていたことなんですけど、新年になって俄然、やる気が出てきました」
「ほおぉ~、そうですか」
「それでね、○○から手をつけるか、××から手をつけようか、△△をしようか、どれから手をつけるのが一番効果的か考えているんですけど、なかなか決まらないんですよね」
 この方、動きませんよネ。成功は遠きに在りて想うものと考えているようです。

「当機」という言葉があります。
機とは、機会と言い換えて良いでしょうから、チャンスと言う言葉が当て嵌るのではないでしょうか。
そのチャンスに出合ったまさにその時、あなたならどうしますか? この方のように折角の当機を捨て去ってしまいますか? 
投棄するのは勿体無いでしょう。でもね、この方のようになっている方が多いのではないでしょうか?

禅の問答は、弟子が何を答えようが間髪を入れず否定します。
この繰り返しで、機に当ってどうすべきかを瞬時に決定できる力を養うのです。
チャンスが目の前にきた時にどうすれば良いかを考えても遅いのです。

諺で「チャンスは前髪を掴め」と言います。
しかしながら、チャンスをチャンスと瞬時に捉える感受性とスッと手を前に出せる決断力を常に養う努力を常にしていなければ、前髪は掴めません。
日頃の怠らない努力が物事の本質を直観できる力となるのです。

「当機」とはチャンスにあった時に、その機会を逃さないために、常に、チャンスをチャンスと捉える感受性と、その瞬間に行動できる決断力を養うことが大切なのです。
「当機」を簡単に「投棄」するなんて、もったいない!

今日のまとめ

チャンスを掴むためには、これがチャンスと捉える感受性と、
瞬時に掴む決断力の両方を常に養うことが大切です。

Zoomグループコーチング体験講座(告知)

禅語とコーチングってなんか違うよねとお考えになられる方が多いのですが、向かうベクトルは一緒じゃないでしょうか?

両方とも、あなたがこころ軽やかになって、活き活きと行動することができるようにする。
これが目的です。

「でもさ、「禅語」って何か古臭くて、宗教だよね」
このように仰られた方がいます。

化学は昔、魔術と呼ばれていました。
今ではそんなこと思う人はいないでしょう。

じゃあ、なぜ「禅語」が宗教と思えてしまうのでしょう?
「だって、お経を聞いていても何を言ってるか解んないし、胡散臭いじゃない」

そうですよね。
耳だけで聞いても意味なんか解らないのです。
一度お経を目で追って読んでみると、「ムニャムニャ」ではなく、思索できる哲学書であることがわかると思います。
でも、難しいですよね。
だから「禅語」を読むことで自分と対峙して、その言葉にあるあなたへのプレゼントを受け取ってください。

私は禅語とコーチングを説明する時に、「禅語」は処方箋、「コーチング」は実際に服用する薬と言っています。
例えば、「選仏場」という禅語があります。
これは、自分の方向を見つけ出すための指針を言っていますが、この指針をコーチングでお話しするとすれば、コンフォート・ゾーンを抜け出す決心をすることをお話しします。

このようなお話を含めた「Zoomグループコーチング体験講座」が好評でしたので、続けていこうと思います。

今回は3回、
1、4月9日(金)14時~15時30分  
4月14日(水)14時~15時30分
4月17日(土)14時~15時30分
2、各10名
3、参加費 1,100円(税込)
4、*参加ご希望者は下記のメールアドレスにお名前とできれば参加理由(現状の課題)をお書き頂いた上で、下記口座に現金をお振り込みください(振り込み手数料はご負担下さい)。確認後、参加Zoom IDをメールに返信します。
① yumeoriginatelabo@gmail.com 結芽創造研究所 高柳昌人
②三井住友銀行伊勢原支店普通7049350
 合同会社結芽創造研究所(ゴウドウガイシャユメソウゾウケンキュウジョ

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