禅語でコーチング「無財の七施」後半(動画)
あなたは、お布施と言う言葉を聞いてどんなことを想像されますか?
お坊さんにお 金やお米等を施し、仏様に救って頂くことと仰る方がいました。
その通りです。
ただ、このような施しは「財施」、つまり自分が持っている
お金や物を差し上げるこ とを指します。
それでは、何も財産を持っていない者は施しが出来ないから、
仏様に救われることは できないのでしょうか?
『雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)』と言う経の中で
「七種施の因縁」が説かれています。
ここでは何も財産を施さなくとも、あなた自身がいつもの生活の中で
何らかの施しを しているのだよと教えて下さっています。
次の七種が温もりの布施です。
1.眼施(げんせ)
2.和顔施(わがんせ)
3.愛語施(あいごせ)
4.捨身施(しゃしんせ)
5.心施(しんせ)
6.床座施(しょうざせ)
7.房舎施(ぼうしゃせ)
さて、簡単に7つを並べましたが、これがなかなか出来ないのです。 一つずつ説明し ていきましょう。 ちょっと長いですがどうぞおつき合い下さい。
今日は後半、4、捨身施からのお話となります。
クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。
目次
無財の七施(後半)
下記から動画を視聴できます。
今日は7分ほどと長いのですが、どうぞお楽しみ下さい。