ブログ

Blog

あなたは10年後のキャリアを視野に入れていますか?

おはようございます。

クマの生まれは立山連邦、氷見の寒ブリ、薬売りで有名な富山です。

東京に出てきて何十年を越えました。

まあ、便利な時代になったものですなぁ。(と、ユックリと渋茶をすする。 ズズッ~。)

 

東京にいますと、どこへ出かけるにしても、

iPad がそばにあれば心配ないですなぁ。iPad に

新宿から浅草に行きたいと言うだけで、

瞬時に3つ、4つの行き方、時間、はてはクマの

ふところ具合も心配してくれて金額までをも出してくれます。

 

さて、あなたに質問です。

ご自分の人生を考えたとき、5年先の行き先までの

路線図を瞬時に何通り描けますか?

「えっ!? 行き先自体が未だ分からない・・ (゚ー゚;  」

「目標までは一直線、だから1通りに決まってる!!」

「1年先なら言えるけど、その先となると、まるで日本最北端の駅だな・・」

 

こんな声が聴こえてきました。

因みに、日本最北端の駅??

「わっかない・・」

その通りです! JR宗谷線の稚内駅のことらしいです・・ (;^_^A  

 

もとに話を戻します。

「キャリアの形成が大切だ。」

「10年後の自分のキャリアはどんな風になっているの?」

 

こんな風に大学でキャリア形成論を学び、就職の面接でも同じ質問をされ。

あなた、ほんとにそれって自分のキャリア??

社会に出て数十年、自分が日本の大企業に働いていた、はずなのに、明日から中国の会社に転属??

これ、実際にある話ですよね。

それどころか、大企業が明日、倒産するかもしれませんよネ。

明日の社会変化が予測できなくなってきている時代です。 

 

自分がキャリアと信じて創り上げてきたものが一瞬に崩壊してしまう。

why? Japan…  じゃなくても、怖いです。

一昔の時代において、キャリアを考えるのならば、右肩上がりの社会状況の中、

一つの業種、一つのスキルで一生キャリアを成長させていくことができたでしょう。

 

しかし、現状のような、不安定の時代において、日本はこの先、

右肩上がりの経済状態を回復することがどのくらいの

確率であるとお考えになられますか?

 

わたしは残念ながら、これまでの日本経済の発展のような

状況に戻ることは難しいのではないかと思います。

このような社会状況の中で、自分がキャリアだと信じてきたものが

明日からはキャリアじゃなくなる。

 

また、こんな見方でもキャリアを考えられます。

 

がむしゃらに営業の鬼と言われ、業界No1の売り上げを上げてきた方が、

課長、部長、取締役になるにつれて、活き活きさがなくなり、最後は萎んでしまう。

 

あり得る話です。

彼は、自分のキャリアをうまくクリアできなかったんです。。

彼は、指導的な立場、経営者的な立場とキャリアチェンジを

しているにもかかわらず、自分の中では今だに

「営業の鬼」キャリアだったのですね。

 

じゃあ、このような状況の中で、大切なことは何でしょう?

キャリアを創ることのみに重点を置くのではなく、

キャリアを創る過程で自分が学んだことに重点を

置くことではないでしょうか。

 

例えば、自分の行動特性、行動パターンを知ること。

それと変化に柔軟に対応するための幅広いものの見方を養うこと。

これから先の予測できない社会状況の変化に対応するためには、

これが大切だと思います。

 

そのために、目標を立てたとき、数通りの経路がすぐに思い浮かぶように、

自分のネットワークを広げる努力を日々行うことが重要ではないでしょうか?

 

キャリアチェンジをしたときに、前のキャリアから学んだことを

経験知として新たなキャリアを楽しんで行きましょう。

 

= = = = =

 

こんなお話を2016年にブログに書いていました。

7年も前のことです。

その当時の状況ですら私は危機感を持っていたようですが、

2023年の今、コロナ、戦争等の破壊的な状況下においては、

5年後、10年後のキャリアなんて言っていられない。

 

これからは一瞬後に変化していく状況をしっかりと把握して、

一歩いっぽ進んでいかなければいけないのです。

 

そのために大切なのは、あなたがこれまでに経験してきたことを

いつもいつでも咀嚼しながら、単なる経験ではなく、本質を捉えた

価値を創り出していくことです。

 

その価値がどんな状況においても、あなたのこれから先の変化に

適応してくれるでしょう。

 

10日後であろうが、5年後、10年後であろうが、「日々是好日」と

生きていけるあなたを創りましょう!

 

今日はここまでお読みいただき、ありがとうございます。

高柳昌人でした。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ