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行動することが大切と皆さんおっしゃるのですが・・・

おはようございます。
行動することは大切だと皆さん、仰います。
しかしながら、何かを考えても、計画しても、
それが行動に繋がらないことが多いのも事実です。
途中でモチベーションを落とすことなく、行動を起こし続けると
いうことが大事なのですが、なかなかこれが続かないものです。
今日はモチベーションを持ち続けるためのひとつの方法をお話します。

「あなたの強みは何ですか?」
この質問に即、答えがだせる方は今日はこのあとの話はお聴きにならなくて結構です。
「自分の強み? そうだナ・・。」と思ったあなたは
ちょっとお付き合いをお願いします。

コーチングを使ってビジネスコンサルタントをしていますと、
社長自身がご自分の強みを明確に解っておられないという
方に出会ううことが多々ありました。
そして、そのような社長のもと、会社自体が「強み」を
勘違いされている場合が多いのです。

「強み」というのは、あなた独自の考え方や
そこから起こる行動のパターンを指しています。
コーチングやコンサルタントの仕事は、クライアントの目的を
より早く達成すること、また、より高い成果を
あげることに他なりません。
そのために、クライアントがご自分の強みが解っていれば、
強みを活かして目的、成果を早く掴むことができるのです。
これは、自分で目標を決めてその目標を達成する場合も同じですよね。
それでは、実際にどのようにすれば、自分や相手の強みを
見つけることができるでしょうか?

例えば、
「俺の強みは、相手を説得するのが上手いことだな。」
このように豪語している部長さんはあなたのまわりにいませんか?
彼、ほんとにあなたや顧客を説得しているのですか?
部長さんの最後の決めセリフはこれ。
「そうだよ! ナ、ナ、ナっ。」
ナが3つも入ってます。これは「ナミ(並み)」と読みます。

自分が好きなこと、自分が得意と思っていることが強みであるとは限りません。
強みというと、どうしても自分の得意なこと、好きなことを思い浮かべると思います。
でも、それってほんとに強みなの?

強みとは、これは自分だけの独自な考え方であると
自分で理解していることと、
同時に他者から見て、そうだよな、これがあの人の強みだよなと
思われることの両方があって始めて成り立つものではないでしょうか。

今回は、強みを見つけるためにわれわれがやれることをお話します。
まずはあなたの強みを見つけてみましょう。

あなたは、これまでにいくつもの体験をなさってきたのではないでしょうか。
これを思い返してみてください。
その中に、これは強みと思えるものがいくつも見つかると思います。
この自分のリソースを振り返ることが重要です。
会社にも同じことが言えます。
よく、USP(独自の売り視点)と言いますが、あえて、
UEP(Unique Experience Proposition)と
ここでは言っておきます。
経験、体験に焦点をあてましょう。
ただ、次のことには注意です。

1.周りの人と比較しないこと。
その人独自の強みを見つけるときに、これは、あの人の方が
すぐれているよなあと他者と相対評価しない。

2.自分のフィルターで強みを見てしまわないこと。
過去にこうだったからというようなフィルターを強みの判断基準と
してしまうと危険です。自分の視点だけではく、
他の人からのフィードバック等多くの視点を使うことが
ポイントではないでしょうか。

3.レッテルを貼らないこと。
あなたは、たった1回の失敗で、これを弱点と
決めつけていることはないでしょうか? 
ちょっと視点を変えると、本当は強みになりえるのではないでしょうか。

学生の就職支援をしていて、長所と短所を書かせることが多いんですが、
例えば、自分で全く行動できないことを短所と挙げている学生と、
充分話し合うと、何と、この学生は分析能力に長けていて、
100%の分析ができなくて、これまで行動しなかったと
いうことに気付きました。
ここまで、分析をしようとする彼の思いは
長所として活かすことができます。
なぜならば、現在の彼は分析に対する経験値が少ないから、
分析結果がでないだけなのです。
これからの様々な経験により、より早く、的確な分析結果を
だすことができるようになるからです。

4.他の人の評価を鵜呑みにしないこと。
あなたの強みは我慢強いことねと言われ、自分でもその気になっていませんか?
事実はどうなのかを知ること、我慢強さが行動にどのように
伴っているのかを知ること、これが大切です。。

5.強みを具体的な要素に分解すること。
自分の強みは、人とコミュニケーションがうまく
とれることだ等のように、おおざっぱに捉えていないでしょうか?
コミュニケーションをとるときに、簡潔に話すことができる、
相手の話をうまく引き出せる、多数の人を
そのコミュニケーションに引き込むことが得意だとか
具体的にどんな行動をしているのかを
明確にして見るのが大切だと思います。

さて、上記の5つを踏まえた上で、強みを見つけるために考える視点を3つあげます。
クマはこれを3S(スリーエス)と言っています。

① Start:新しく何かを創りだす時あなたはどのような行動をとるのか。
② Stay :今の現状を維持するために必要な行動はなにか。
③ Stop :今、やっていることをやめるためにあなたはどのようにするか。

この3つの視点を考えてみてはいかがでしょうか。
この視点から出てくるあなたの行動パターン、思考が強みです。
まずは、あなたが自分の強みを見つけることができて始めて、他の人の強みも見つけることが出来るのだと思います。
まずは、あなたの強みを見つけてください。
そして、もっとも大切だとクマが思うことを最後に一つ追加します。

「Seed」と言う気持ちを常に帯同してください。
「種を蒔く。」と言う意味に捉えていただければ
解りやすいのではないでしょうか?
行動とは自分の方だけを見て、実践するところに
大きな成果は生まれにくいものです。
自分の周りにいる誰かのためでもいいのです。
第三者のために何ができるか、どんな種を蒔くことができるか?
これが行動の芯にあれば、途中で諦めることなく、
結果を生み出せるとクマは信じています。

今日は、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

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