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日々これ口実!?

おはようございます。

「日々是好日(にちにち/これ/こうじつ)」という言葉をご存知でしょう。

映画を観ていました。

2018年に、お亡くなりになられた樹木希林さんが出演されている

映画の題にもなっている「日々是好日」とは

いったいどういう意味なのでしょう?

一日一日が良い日であって欲しいと人間は望むものですが、

現実を観ますと、四苦八苦して喘ぎながら一日一日を

過ごしているのではないでしょうか?

 

樹木希林さんがゆったりとした口調で「日々是好日」と

仰るとこの言葉が真実に見えてくるのはなぜでしょう。

 

希林さんが一日一時間一秒を生きてこられた喜びに感謝されて、

他者への報恩を尽くされてこられたからでしょうか。

 

クマなんか、

時間が足りないといいながら、ぼんやりと朝起きて、

昼めし食って、身体によいからと

お昼寝。

起きて、晩酌で一升空けながら鱈腹食い、

何も悔いることなく、体重計に乗る。

 

この繰り返し。

「今に見ていろ、見返してやる!!」と

妻に毎日毎日言っている。

 

これじゃ、「日々是口実」だよね。

 

閑話休題、

クマはこのブログで七十二候という自然の流れと

日本文化についてもお話ししていますが、

今日のブログのようにつまらない「前後不覚」なことを

「禅語」のように尤もらしく話しもしています。

 

人間には右脳と左脳があります。(もっと言えば4つの脳があるのですが)

七十二候は右脳で感じることです。

言葉を通していますが、自然から感じることが

我々には大切な経験と感性を宿します。

 

一方、禅に代表される哲学は左脳の働きです。

いやいや、これは宗教だから、悟るためには

右脳を使って感性を養うという方がいますが、

自分の内奥に深く言葉を刻みつけ、何度も咀嚼することで、

その言葉の真実を自分の中に見つけ出すことが

哲学である仏教(前後を含む)の本質だと思います。

 

人間はこの右脳と左脳が一つの容器に入っているのですから、

当然の結果として、両方がバランスを取ることで

「真実」を宿すことになるのです。

 

だから、宗教として「禅」を観るんじゃないのです。

古い文化として「七十二候」を読むんじゃないのです。

両方とも今のあなたに沿って活きているのです。

 

今はこんなことを言っても一概に「そうだ!!」と言えないでしょうが、

この先、クマと一緒にちょっと先を見ていきましょう。

そうすると、案外、クマが言っていることが腑に落ちるかもしれません。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

 

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