三が日も過ぎました、さあ動きましょう! 「和光同塵」
おはようございます。
今日も寒い、さむい。
外を見ると青空ですが、朝、霜が降りて一面、真っ白でした。
今日は、前後不覚なお話をします。
「和光同塵(ひかりを/やわらげ ちりに/どうず)」という言葉があります。
「実るほど頭の垂れる稲穂かな」
あなたの周りにこのような方が多くいらっしゃれば嬉しいですネ。
でもネ、このような方には、なかなか出くわさないんじゃないですか?
反対に、俺が一番偉いんだ!! どうだい、僕はかっこいいだろう!!
と言わんばかりに、威張り散らしている方をよく見ます。
あなたはこのような方に寄っていきたいですか?
威張り散らしている方の特徴は、いつも自分に光が当たっていなければ気に食わないのです。
反対に、実るほど頭の垂れる方は、いつも後光が発しているかのようです。
思わず駆け寄って行きたくなるくらい。
このような方は、自ら発する光を分け隔てなく、周りに注いでいるんです。
そう考えれば、威張っている方は、自ら光を発することが出来ないので、
いつも自分に光を充てようとするのかも知れませんネ。
我々人間は今の姿のままでは、天界に行くことができないのですが、
天界を登れば登るほど、光が金色から白色に変化し、光の強さが増してくるようです。
しかし逆に、そうなりますと、光のあまりの強さに人間は耐えられなくなるのです。
だから、お風呂に入る時のように、お湯を掻き混ぜて少しでも柔らかくするように、後光を発してくれる方は、自らが一番熱い光をご自分の身に当てて、我々凡夫に少しでも柔らかな光をくださるのでしょうか?
自分一人への光ではなく、我々にも光を和らげて下さるのでしょう。
そのような方は、高い所にいて我々に教えようとするのではなく、我々の居るところまで降りて我々に混じってお話をしてくださるのです。
そうしていただくことで、ようやく我々にも理解できることがあるのです。
お釈迦様に限らず、あなたの周りにもこのような方がきっと多くなってくるのだとクマは思います。
なぜならば、現代ほど他者を慮ることが大切な時代はないと思うからです。
今日から仕事始めの方が多いと思います。
今年一年の益々の清祥なることを祈念して。
クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。
1月から新たな気持ちで「禅語から学ぶ」Groove Coacing セミナーを
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