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RiskをRiseに変える(リスクを昇華して結果を出す)

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おはようございます。「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方がいい」と
仰る方がいらっしゃいます。

確かに、やらないで後悔することは多々ありますが、
やった経緯について後悔することなどないのではないでしょうか?

なぜならば、やって失敗したことは次のステップへの
糧にこそなれ、ここで諦めなければ次の、次の次
ぐらいには成功するからです。

そして、成功した時点で、一旦は
結果として行動を終えます。

勿論、この途中で諦めれば、
「やらないで後悔する」に該当します。

成功するまで継続して失敗を糧にすれば
最終的には成功するしか、他ないでしょう。
であれば、「やって後悔する」ことなどないのです。

今回はこれに関連することとして、
「行動する」ことについてお話します。

さて、コーチングにおいても、マネジメントにおいても、
「行動する」ことはもっとも重要なことです。

しかし一概に、「行動する」と言いますが、
クマはクライアントが、この言葉を仰るときに
2つの方向をいつも考えていきます。

英語で説明した方が解りやすいと思います。

一つ目は、「Action」
二つ目は、「Motion」

両方とも日本語で訳せば「行動(する)」という意味です。

以前、クマの「前後不覚」の中で「大機大用(たいきたいゆう)」
と言うことをお話しました。

これに関連することなので今回も、
『碧巌録』のこの言葉を採り上げます。

「機」は、機会の機です。チャンスという意味です。
「用(ゆう)」と言うのは、そのチャンスを
どのように用いるかと言うことです。

チャンスを掴んでどう行動をすることで、
このチャンスを活かせるか。

行動することが重要なポイントですが、
やみくもに行動をとるのではなく、

きちんとチャンスの方向を見定めて
行動をとらなければ、大きなチャンスを
きちんと活かすことはできません。

これが、「大機」と「大用」と言うことです。

行動するためには、その行動をもたらす
必然的な動機(機)が必要なのです。

直截的に言うと、

行動するための目的、目標を
しっかり捉えた上での行動がなければ、
結果には結び付かないのです。

つまり、両方が同時に働かなければ、
行動の意味をなさないのです。

さあ、そこで、「行動」を
次のように伝えたいと思います。

何事にも「定(さだ)め」があります。
この「行動する」ということにも定めを
造ってみましょう。
ちょっと強引ですが、勝手に次のように置き換えてみます。

Simple 
Action
Decition
And (or:Addition)
Motion
Except

シンプルに、一つの「意志ある行動」を
決定してください。

そして、覚えておいていただきたいことは、
決して、「単なる行動」をとらないこと。

クマは、英語が得意ではないので、英語としては
意味がよく伝わらないと思いますが、まあ、
ニュアンスで言おうとしていることを
感じとってください。 (-^□^-)

Action と Motion の違いは、
Action は、目的を持って、自ら行動を起こすこと。
Motionは、単なる行動、動いている状態や過程を指すだけ。

アクションをとると言うことは、これから先に、
リスクとされることを乗り越える、

あるいは避けながら、目標まで
最短時間、最短距離で到達しようとする
意志を持って行動することと考えます。

白隠(はくいん)禅師の『槐安国語(かいあんしこくご)』の
中にこのような言葉があります。

「歩歩起清風(ほほ/せいふう/おこる)」

歩歩とは、一歩一歩のあなたの歩みを指しています。

歩く後に、清々しい風が吹いている。
このような意味なのですが、我々が歩く後には、
何かすごい埃が立ってしまう気がします。

清々しい風が吹くと言うことは
その方の行動が清々しいということです。

では、なぜ爽やかな風が起きるくらいの
行動がとれるのでしょうか?

○行動することに何の迷いもない。
○行動を起こす自分に一本の芯が徹っている。
○方向が定まった意思のある行動を起こしている。

だから、爽やかなのです。
わたしたちもこのように行動したいものですネ。
あなたの行動は、Action それとも Motion ?

今日はここまでお読みいただき、ありがとうございます。
クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

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