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先日の満月がご覧になりましたか? 掬水月在手 (みずを/きくすれば/つき/てにあり)

おはようございます。

先日は満月だったのですが、美しい月をご覧になられましたか?

 

掬水月在手 (みずを/きくすれば/つき/てにあり)

弄花香満衣 (はなを/ろうすれば/かえに/みつ)

 

水を手で掬えば(すくえば)、その手の中に月が浮かんで見える。

花を摘めば(つめば)、その花の香りが衣服に移りいつまでも香る。

 

このような意味ですが、あなたはこの言葉を

どのように感じ取られましたか?

 

「拱手傍観(きょうしゅ/ぼうかん)」と言う言葉があります。

何かを手に入れたいと思っているのに、

ただ手を組んで、眺めているだけで

何も行動を起こさないと言うことです。

 

今日の言葉とはまったく違いますよネ。

 

今日の言葉は、

水を手で掬って初めて、月が手に移動するということ。

花を摘んで初めて、その香りが衣服に移るということ。

 

行動を伴わない結果はないのです。

行動して初めて、それに対する結果が出るのです。

 

もう一つ、この言葉から考えることがあります。

 

月が手の中に映るのではなく、

移るということを感じていただきたいのです。

(花の香りの喩えは解りやすいと思いますが、同じく考えてください。)

 

あんな大きな月が手に?

あり得ないと思われるのでしょうネ。

 

われわれ人間は約、60兆もの細胞から成り立っていると言われます。

ところがその細胞一つにわれわれ人間が出来上がる

遺伝子要素がすべて入っているのですネ。

 

このように考え、感じようとしますと、

月そのものがあなたの手に入ってきませんか?

月の質量すらも感じるのではないでしょうか?

そのときはあなたの身体は地球よりも大きくなっていることでしょう。

 

なぜならば、あなた自身の身体の中に宇宙全体が内包されているから、

このようにもなれるのではないでしょうか。

 

さて話を戻しましょう。

 

自分が行動した結果として、われわれが手にするものがすべて。

 

他者が持っているものを羨んでいても、それはあなたの手には入りません。

彼らが持っているものを否定しなさいと言っているのではりませんヨ。

 

欲しいと思う気持ちは大切なことです。

むしろ欲しいと本気で想ってください。

 

ただし、その欲しいものだけを見ないで、

その方がどのようにしてそれを手にしたのか、

また、手にして今、どのようなお気持ちなのかを

しっかりと観てください。

 

そしてあなたはその方と同じ目的でその目標を掴みとりたいのか、

あるいは、違う目的を持ってその目標を掴みとるのか。

このことを考えて、そして、あなたの手に入るまで行動してください。

 

今日は「月を呼び込む方法?」について、

いいえ、「ツキを呼び込む方法」についてお話しました

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

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