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智慧の時代に大切なこと 6つのキーワード⑥生きがい

これまで、現実に目の前にあるコンセプチュアル社会、

智慧の時代に必要な左脳と右脳と心が加わった

三位一体で思考し、行動していくための

6つのキーワードで観てきました。

 

① デザイン

② 物語

③ 調和

④ 共感

⑤ 遊び心

⑥ 生きがい

 

今日は最後のキーワード、第6、「生きがい

(左脳と右脳のバランス)」についてお話します。

 

一昔前は、企業の事業年数は30年と言われていました。

今や、これが10年、いや5年、3年と言われる時代となっています。

ただ、不思議なことに、統計では、37年と伸びています。

(だいぶ古いデータですが、比較:帝国バンクより、2001年 30年 、2009年 35年)

しかしながら、企業として成長するのは、最初の10年間であり、

あとは放物線の下降段階であることを考えると、

社会構造、社会のニーズの急激な変化に備え、

生き残りを賭けて必死に事業内容をイノベーション

させている企業が多いのも頷けますよね。

 

このような中、アメリカでは、社会人の平均転職回数は

6回といわれますが、日本でも社会構造が違うものの、

一度就職すれば、定年退職時まで1つの企業で働けると

いう時代ではなくなってきているのは事実でしょう。

 

これも古いデータですが、2011年8月に時事通信社でおこなった、

「生きがい」に関する世論調査において、

生きがいを持っている(76.3%)、その内、30代、40代では82.2%、

82.5%と8割を越す人が生きがいを持っていると答えています。

(有効回収数:1357)

 

また、生きがいの内容を見ると、男性では仕事志向が、

女性では家族・友人志向が見受けられます。

この調査結果を見ると、われわれにとって生きがいを持つことが

重要なポイントであることが解ります。

 

近年のマスコミ報道を聞いていますと、お金を儲けることだけではなく、

生きがいや働く意義を考える社会人が増えているように感じるのは

わたしだけでしょうか。

われわれのライフサイクルに大きな変化が起きているように思います。

 

何度もわたしのブログででてくる、マズローの欲求5段階説で考えれば、

生理的欲求(食べる、眠る、生命維持) ー 安全の欲求(生命を脅かされない)

ー 所属の欲求(会社、家庭、国家など集団への帰属)といった物理的ニーズから、

自我の欲求(他者からの賞賛を求める) ー

自己実現の欲求(あるべき自分になりたい)という精神的ニーズへと

われわれの意識は移行してきているのではないでしょうか。

 

現代は、情報が巷に溢れており、グーグルで検索すれば、

必要な情報のほとんどがたちどころに目の前に現れる時代です。

もはや、知識の量を個人で競う時代ではなくなっています。

1+1=2 という全員が一目瞭然と判る時代ではなく、

答えは何か解らないけれど、自分で知識や情報を

組み合わせて答えを見つけ出していく時代です。

 

もう一度言います。

これまでの時代は、知識を持った者が勝ち。

これからの時代は、自ら学び続け、答えのない課題に

積極的に挑戦できる人とそのグループの勝ちだと思います。

このようなことを背景に、「生きがい」について

考えてみてはいかがでしょうか?

 

さあ、これで、6つのキーワードをお話しました。

いかがでしたしょうか。

少しはお耳に残り、こころの隅に置いていただけたでしょうか?

 

コンセプチュアル時代、智慧の時代に生きるために、

個々では左脳、右脳、心のバランスをとり、

社会(集団)としてはハードとソフトをバランスよく、

よりよいものを見出すために、この6つの感性を使って参りましょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

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