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ウルトラマンが正義と言い切れるか!?

おはようございます。
こんなことはありませんか?
「明日までにこれやっといて!」

上司から急に言われたが、これって今まで担当したことのない業者だし、

この資料を使って上司は何を目的として使うのかよくわからない・・。
こんなとき、あなたはどうしていますか?
上司はあなたが情報を知っているものとして資料作りを頼んでいますが、

具体的に何をどこまでやればいいのか何も話をしていませんよね。
これは、上司が情報を「省略」しているのですね。
上司としてはすべて言っているつもりなので、やっかいなんですが、

あなたがきちんと情報を聞き出さなかったらあとで

とんでもない間違いが起こるかも知れません。

「課長、この業者についての知識があまりないので、

恐れ入りますが何点か教えていただけますでしょうか?」
こんなふうに課長に質問を始めればどうでしょうか。
「この資料によって課長が引き出したい結果はどのようなことでしょうか。」
「当社のこの製品をこの業者が採用すると最大のメリットはどのようなものになるのでしょうか。」
「逆にデメリットも考えられますが、この点についても資料を提示したほうがよろしいでしょうか。」

まだいくつも質問が考えられますが、このような質問によって、

課長自身にとってもプレゼンテーションの焦点が

明確になってくるのではないでしょうか。
そして、あなたが作る資料も完成度を増すと言うものです。

NLPでは、このような「省略」パターンを「不特定動詞」と呼ぶのですが、

他に「不特定名詞」(誰が、いつ、何が、どこで、誰に等の省略)、

「比較」(比較する対象が省略)、「判断」(評価、判断基準が省略)、

「名詞化」(プロセスを説明しないで名詞化する)のパターンがあります。
我々は気をつけていても、フィルターがすぐに掛かってしまう傾向にあるんですネ。

フィルターには一般化、歪曲、省略というフィルターがありますが、

他にもフィルターはいくつもあります。
例えば、ウルトラマンが変身するときの、眼鏡!
これをかけると、目の前のものが

すべて怪獣に変わってしまう!
ということは、・・ないですよね。
でもネ、ウルトラマンは根っからの正義の味方ですから、

怪獣は悪いものだ、やっつけなきゃと思うこと

自体がフィルターです。
我々は、ウルトラマンであると同時に人間でもありたい、

両方のバランスをとることが大切ではないかと思うクマです。

 

これで「思い込みのフィルター」についてのお話は終わります。

自分で気を付けないと案外、自分でも気づかないうちに、

フィルターが何重にも掛かり、溜ってしまうものです。

だから、「不意溜多」と言うのかも知れません。

皆さん、お気を付け下さい。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

クマこと高柳昌人(向龍昇人)でした。

 

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