ブログ

Blog

目標をどう立てる?

行動することは大切なことです。

行動が実を結ぶためには指標となるマイルストーンを的確に置き、
その地点の通過点で再度目標を推敲し、微調整を行いながら
目標点に近づいていくことが大切です。

このように言いましたが、案外とこの目標をどのように
立てればいいのか解らないと仰る方が多いのです。

あなたは目標を立て、それを実行していくとき、
どのようにしていらっしゃいますか?

目次

あなたは目標を立てる時、どうしていますか?

行動が実を結ぶために指標となるマイルストーンを的確に置き、
その地点の通過点で再度目標を推敲し、微調整を行いながら
目標点に近づいていくことが大切と考え、次のように
答える方がほとんどではないでしょうか。

1、現状の把握
2、目標の座標確認
3、現状と目標の乖離内容の把握
4、乖離の収束への行動の検討(マイルストーンの作成)
5、行動する。
6、目標値への行動の進捗と修正

こんな順番で目標達成を図るのではないでしょうか。

でもネ・・。
これで数ヶ月後にあなたの目標が達成できたとしても、
そのときのあなたの嬉しそうな顔がわたしには想像できません。

その目標は、あなた自身が求めていることですか?

なぜならば・・・。

上の設定の中に、目標とあなた自身のすり合わせが
どこにもされていないからです。

あなたのコア(価値観、特性)が求めていないものを
目標に立てていないかどうかの検証がなされていないですよね。

わたしのコーチングでは、1の現状の把握に入る前に、
その方自身のコア(価値観、特性)を一緒に
時間をかけて本人がこれだと思われるまで話をします。

このご自分の芯をしっかり持った上で、目標を設定し、確認し、実行する。
自分の核となる価値観(コア)を自分で見つけ出し、
目標とのすり合わせをすることが、誤った目標を
立てないですむ方法だと思います。

そしてこの過程を経て目標に向かっていくことが、
実は、目標達成への時間が最短となるのです。

目標と自分の価値観がずれているとどうなるの?

目標と自分の価値観がずれているにもかかわらず、
がむしゃらに目標に向かって行く方を多く見ました。
彼らは一様に、自分で決めたはずの目標にもかかわらず、
疲れ果て、楽しそうな顔をなさったことがありませんでした。

わたしがその方々のコーチを引き受けるとき、
その目標は本当にあなたに必要なのですかと必ず問いました。
答えはきまってどなたも、「勿論、この目標をクリアしなければ・・。」でした。

最初に価値観について、時間を掛けようと提案しますと、
「いや、目標を達成するためにコーチングをして欲しい。」と仰いました。

このような方々にわたしは次のように訊きました。
「この目標を達成したら、○○さんはどう変わっているのですか?」

彼らは、自分の答えとして、変化した自分を想像できませんでした。
ご自分で目標を決め、その目標が達成したとき、
どんな小さな目標でも、あなたが目標を設定する
前のあなたとは違うんですよ。

違う自分が目の前にいるのに、バンザイなしよ・・ですか?
違う自分が目の前にいるのに、自分の姿の違いにも気づかないのですか?

そうであったならば、当初からその目標はあなたの目標ではなかったのですよ。
目標が達成できた瞬間の心からのバンザイを聴きましょう。

目標を立てるためにチャンスを掴む訓練をする。

禅語に『当機(とうき)』と言う言葉があります。

この言葉は、『碧巌録(へきがんろく)』に出てくるのですが、
どのような意味だと思われますか?

「機」はチャンスと言い換えてもいいでしょう。

まさにそのチャンスに出合ったその瞬時に、チャンスの前髪を掴まなければ
すぐに通り過ぎてしまいます。

後ろ髪を掴めばいいと、即断せず、ぐずぐずしていると、
そのチャンスはさっとあなたの横を通り抜けてしまいます。

「よし!掴もう!」としたときには、
そのチャンスは後頭部が禿げていることが多いのです。

私は何度もこの後頭部が禿げたチャンスに会ったことがあります。

それどころか、後から考えれば日常の中でいっぱい在った
チャンスそのものも観えないことが多かったように思います。

なぜこんなことばかり起きたのでしょうか?


答えは簡単。

普段からチャンスを掴むための準備をしていなかったからです。

これは今日の本題の「目標を立てる」ことにも繋がります。

次のようにチャンスを掴む準備、訓練を怠らなければ、
自ずと自分の軸に沿った目標がうかんでくるのではないでしょうか。
それでは、チャンスを掴むための準備とは?
これには6つあります。

1、目を養う。
2、耳を養う。
3、口を養う。
4、味覚・嗅覚を養う。
5、触感を養う。
6、こころを養う。

もう一度言います。
常に上記のチャンスを掴む準備、訓練を怠らなければ、
自ずと自分の軸に沿った目標がうかんでくるのではないでしょうか。

さあ、チャンスをいち早く掴み、あなたの軸に沿った目標を勝ち取りましょう!

*この6つの詳細については、2020.10.29のブログ
「皆さんは、何かを決定するまでの時間ってどのくらいですか?」
でお話ししています。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ